こんにちは。
かないわ鍼灸整骨院の藤井です。
GWの連休が明けて体の不調が出てしまう人も多い時期ですね。
皆様はいかがお過ごしですか?
GW中に運動をする方も多くいらっしゃったと思います。
今回は、「手首の腱鞘炎」についてご紹介します。
腱鞘炎
正式名称は「狭窄性腱鞘炎」といわれます。
テニスやゴルフなど手首を使う競技の選手が痛めやすいです。
また、近年はパソコンでの作業が長く、マウスやキーボードを長時間使用している方にも見られるようになりました。
腱鞘炎で多くみられるのは、手首や親指に炎症がおこる「ドケルバン病」といわれるものです。
原因は?
・長時間続けて使ってしまう
・同じ動作を繰り返す
・一部の関節への負担がかかりすぎる
同じ動作を繰り返し行うことで、使っている腱に負担が集中し、炎症を引き起こしてしまいます。
テニスやゴルフでは手首を返す動きもあり、その動作のやりすぎで痛めることも多いようです。
※「腱」とは、骨と筋肉をつなげて筋肉を動かす働きをするもの。
※「腱鞘」とは、腱を覆っているもので、内部は滑液により満たされ、腱の滑りを滑らかにしている。
症状は?
・腫れ
・熱感
・ラケットを振ると痛みがでる
・親指を動かすだけで手首が痛む
・手首を動かすと筋肉が突っ張るように痛む
・電気が走るような強い痛みがでる
・日常生活にも不自由がでる
(ドアノブをひねる、鞄を持つ、ペットボトルを開ける、雑巾を絞る、赤ちゃんを抱っこする など)
処置は?
まず、手首に痛みが出たらRICE処置を行いましょう。
※RICE処置についてはこちらをご参考下さい。
↓
https://kanaiwa-seikotsuin.com/?p=4613
特に熱感のある場合は、アイシングをしっかり行う事が重要です。
治療院での治療は、手首だけでなく、関連している肘や肩についても診ていきます。
さらに、筋肉をほぐしたり、痛みを緩和させる為にグローブ治療やインディバ治療を行う事もお勧めしています。
早く治療することで治りも早くなり、治療期間も短くその後のパフォーマンスも上がっていきます。
違和感を感じたら早めの受診をおススメします。
外傷でなければ保険診療ではありませんが、違和感があれば早めに治療していきましょう!
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