こんにちは。
かないわ鍼灸整骨院の藤井です。
大寒波も過ぎ、日中は過ごしやすくなってきました。
立春後から梅もちらほら咲き始め、少しずつ彩りが良くなってきました。
皆様はいかがお過ごしですか?
今回は、膝蓋靭帯炎という膝のスポーツ障害についてご紹介します。
膝蓋靭帯炎
別名「ジャンパー膝」といわれます。
バレーボールやバスケットなどのジャンプや着地動作を繰り返し行ったり、
ダッシュなどの走る動作を頻繁に行う事で多く見られるスポーツ障害です。
原因は?
・大腿四頭筋の柔軟性の低下
膝蓋靭帯というものは、大腿四頭筋(太ももの前にある筋肉)についている靭帯で、
大腿四頭筋が硬く、柔軟性がないと⇒膝蓋靭帯が引っ張られて負担がかかってしまいます。
それにより膝蓋骨(膝のお皿)の下部分に痛みが発生します。
症状は?
・腫れ
・熱感
・膝蓋骨(お皿)の下に痛み、押すと痛い
・膝を曲げると痛みがでる
・大腿部(太もも)の前面につっぱったような痛み
処置は?
まず、膝に痛みが出たらRICE処置を行いましょう。
※RICE処置についてはこちらをご参考下さい。
↓
https://kanaiwa-seikotsuin.com/?p=4613
特に熱感のある場合は、アイシングをしっかり行う事が重要です。
治療院での治療は、膝関節だけでなく、股関節や骨盤の歪みについても診ていきます。
さらに、インディバ治療を行う事もお勧めしています。
また、自宅でのケアとしては、大腿四頭筋のストレッチを行いましょう。
10代~20代のジャンプやダッシュなど膝に衝撃のかかる動作を多く行っている人に多く見られます。
ジャンパー膝は急性外傷ではないため、治療に到るまでに症状が激しく出る慢性化に陥りやすいです。
早く治療することで治りも早くなり、治療期間も短くその後のパフォーマンスも上がっていきます。
違和感を感じたら早めの受診をおススメします。
外傷でなければ保険診療ではありませんが、違和感があれば早めに治療していきましょう!
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