2011年8月30日 |
3年生にとって全国へ繋がる最後の大会が遂に始まりました。負けたら終わりとなるこの大会に3年間の思いを込めて戦っていきます。 横浜栄FC初戦の相手は既に前節4-3と接戦を制してきた平塚市立塚越中学校。クラブチームとして勝たなければいけない相手なので、選手からはかなりの緊張が感じられました。 試合はさっきまでの緊張が嘘だったかのように前半開始早々相手GKと1対1になったところを石川選手が冷静に決め1-0と先制します。 直後にCKから小笠原選手が合わせ2-0。猛攻は止まらずサイドからのボールを城戸選手が触り前半5分までに3-0という完璧なスタートダッシュを決めます。その後も全員で声を出しながら気を引き締めボールを支配します。たまに訪れるカウンターにも鈴木選手を中心としたDF陣が身体を張って守りシュートさえ打たせません。そしてまたもCKから鈴木選手、石川選手がそれぞれ決め前半を5-0で折り返します。 それでもベンチへ戻ってきた選手から気の緩みは感じられず、真剣な眼差しで指示を仰いでいました。そして、試合に出ていない選手もドリンクを配ったり冷たいタオルを渡したり自分でチームの為になることを考え行動していました。 横浜栄FCでは自分で出来ることは自分で行わせるということを指導しています。後半からメンバーを交代していきますが代わって入った選手が結果を残します。後半途中から出場したGK八木選手が蹴ったパントキックが相手DFの頭を越え、後半から出場した宮崎選手が相手GKとぶつかりながらも押し込みゴール。キャプテン浦崎選手が宮崎選手とのパスワークから左足でサイドネットへ突き刺しました。 この試合2アシストしていた宮當選手が交代したため、CKを任された宮崎選手がCKを蹴り、それが直接ネットを揺らしました。浦野選手が相手ボールをカットするとドリブルで持ち込み冷静にGKの位置を見てゴールへ流し込み点を取りました。守ってもGK八木選手の威圧感とDFの連携でゴールを許さず9-0と完封勝利しました。。 大事な初戦を大勝しましたが関東大会への道が険しいことにかわりはありません。日々、このメンバーでサッカーが出来る喜びを大切に噛み締めながら次の試合へ挑んでほしいところです。 次の試合は9月3日。 高円宮杯vs平塚市立山城中学校 綾瀬スポーツ公園グラウンド 13:30キックオフです。]]>