こんにちは。かないわ鍼灸整骨院の吉澤です。
段々と暖かくなってきましたね^^
春の嵐が続いて地元三浦海岸の河津桜は散ってきております(汗)
当院では、春到来という事で新たな挑戦をされる方が多い為か
けが人が多く来院されておりますこの頃です…
最近、成長痛について患者様に聞かれる事が多いです。
成長痛は、私は正しい名称だと思っていません。
成長についてシリーズ化して、今回からヒトの成長についてお話しさせて頂きます。
ヒトの成長とは
成長期はいつ??
生まれたばかりの新生児の身長は50cmほどで、そこから急激に伸びて、1年後には70~80cmにまで成長します。
4歳になる頃には新生児期の2倍近くにまで身長が伸びていき、この時期は、「第一次成長期」と呼ばれています。
この時期を過ぎると成長はゆるやかになりますが、それでも年間平均で5~6cmくらい、伸びていきます。
そして再び身長が急激に伸び出すのが、「第二次成長期」と呼ばれる思春期の時期。
この時期は「第二次性徴期」とも呼ばれ、運動神経や自律神経などの神経系の器官も完成形に近づき、メンタルも含めて子供から大人の体へと変化していきます。
第一次成長期以降で最も身長が伸びるこの時期は、同時に成長の最終段階。
この時期が終わると骨の成長が止まり、身長はほとんど伸びなくなります。
成長のラストスパートとは??
「第二次成長期」の始まる時期と終わる時期、その期間には個人差があります。
別名を「第二次性徴期」と呼ばれるように、大人の体への変化が見え始めたらスタートのサイン。
一般的に女子の方が先で、早くて7歳7カ月頃、平均で10歳頃から始まります。
一方の男子は早くて9歳、平均で11歳6カ月頃がスタートの時期となります。
思春期が後期に入る頃、女子なら初潮を迎えたり、男子なら声変わりが始まるなどのわかりやすい徴候が現れます。
男女共に17~8歳までに終わるのが一般的ですが、遅い場合20歳を過ぎても続く人もいます。
この期間がラストスパートで、最終的な身長を決める大切な時期と言えます!!
次回は②と題して身長が伸びる仕組みについてお話しさせて頂きます。
]]>