こんにちは。かないわ鍼灸整骨院の吉澤です。
11月に入り、寒くなってきましたね。
毛布と掛け布団をかけて毎日くるまっております(笑)
前回の筋肉についての続きで
今回は特徴について書かせて頂きます。
筋肉の特徴
身体を動かしている骨格筋の特徴について詳しくみていきます。
骨格筋を構成している筋繊維は2種類あり、それぞれ遅筋、速筋といいます。
遅筋の特徴
酸素をたくわえるミオグロビンというたんぱく質が多く含まれるため赤い色で赤筋とも呼ばれます。
酸素をたくさん蓄えているためエネルギーを多く作り出すことができます。
収縮スピードが遅く瞬時に大きな力を発揮することはできませんが
疲れにくい長い時間にわたって同じ程度の力を発揮し続けることができます。年をとっても衰えにくい筋肉です。
動物では、海を回遊するマグロやカツオに代表され、長距離選手タイプといえます。
速筋の特徴
一方、速筋は白色をしているので白筋とも呼ばれます。
収縮スピードが速く瞬時に大きな力を発揮することができますが、疲れやすいという特徴があります。
20歳前後から速筋の萎縮が起こるといわれており、衰えるのがはやい筋肉です。
速筋を多く持つ動物は近海の海底で普段はじっと身をひそめ
敵が来たときには素早く動くヒラメに代表され、短距離選手タイプといえます。
いかがでしたでしょうか。
今回は筋肉の特長についてお話しさせて頂きました。
当院に来られるサッカー選手や水泳選手は、遅筋と速筋をハイブリットで兼ね備えております^^
次回は最後、筋肉の働きについてお話しさせて頂きます。
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