こんにちは!
かないわ鍼灸整骨院の古谷田(こやた)と申します。
鍼灸師でエステ部門も担当しています。
今後もよろしくお願い致します!
8月に入り暑さも本格的になってきましたね。
学生さんは夏休みも残り半分になりましたが、
お祭りなどのイベントや、旅行、部活動など
充実した日々を過ごしておられるかと思います。
私も先日、都内にある紅(べに)ミュージアムに行ってきました。
紅ミュージアムとは
ここでは、昔から染料などの原料として利用されてきた紅花から作られた
紅(べに)と呼ばれる口紅の歴史、文化などについての学ぶことができます。
また、江戸時代からお化粧品として使われている、
小町紅(こまちべに)という口紅の販売も行っています。
小町紅とは
エステ担当として、またオーガニック化粧品好きとしての探究心から
100%紅花の抽出物から作られた
小町紅を購入してみました。
上の画像が陶器の入れ物に入った小町紅なのですが、
使用前の色は玉虫色をしているんです。
紅花の赤い色素を塗り重ねていくと、このような色になるんだそうです。
このように水分を含んだ筆で紅を溶かすと赤い色になります。
不思議ですね!
また紅花は中国では漢方薬として利用されてきました。
紅花には血流を改善し、瘀血(おけつ)と言う
老廃物が溜まったり、水分が不足してドロドロになった血液を
身体の外へ排出する作用があると言われています。
紅を唇に差す事で、単純に装飾的な効果だけではなく、
唇や顔全体の血色を良くし、健康的な美しさを
手に入れる事が出来るんですね!
瘀血と夏バテ
また、瘀血が体に溜まってしまうと
全身に正常な血液が行き渡らなくなってしまい、
栄養不足から身体が疲れやすくなる
いわゆる夏バテ症状になってしまう事があります。
- 食欲がなく、胃腸の調子が悪い
- 寝つきが悪く寝起きもスッキリしない
- なんとなく調子が悪い
- 寝ても疲れがとれない
などの症状が出ている方は
夏バテのサインです!
効果的な夏バテ対策とは?
身体に溜まった瘀血を身体の外へ出す方法として、
お風呂やサウナなどで身体をしっかりと温め、血流を良くし、
固くなった筋肉をマッサージなどで柔らかくする事。
そして水分をたっぷり補給し瘀血の排出を促す方法があります。
もちろん紅花の花弁など瘀血に効果のある漢方薬を使ったお茶を飲む事も有効です。
しかし、ご自身でのケアには限界がありますし、
紅花のお茶を販売しているお店は多くありません。
当院では瘀血の治療として、
吸角(きゅうかく)療法
というものがあります。
吸角療法を行う事で、身体に溜まった瘀血を
代謝の良い皮膚表面に集める事で、
瘀血を効率良く身体の外に排出する事が出来ます。
※画像の皮膚が赤黒くなっている部分が瘀血の集まっている部分です。
夏バテだけではなく、
適度な休息やマッサージ、ストレッチなどのいつものケアでは
なかなか改善しない症状の原因は、瘀血かもしれません。
もしこのブログを読んでいて、思い当たる事がある方は
ぜひかないわ鍼灸整骨院にご来院ください。
]]>