2015年10月25日 | 腸脛靭帯炎,ランナー膝 |
こんにちは。
かないわ鍼灸整骨院の栗本です。
最近、秋の花粉症で
ティッシュと目薬が手放せない私ですが…笑
みなさん、花粉症は大丈夫ですか?
花粉症に限らず、朝晩と日中の気温差があり、
体調を崩しやすくなりますので、
体調管理には気をつけてくださいね(>_<)
今回は、前回お伝えした「腸脛靭帯炎」の対処法
についてお話させて頂きます。
まずは、ちょっと復習から!!
腸脛靭帯炎の痛みが出る場所を覚えていますか?
痛みが出る部分は、
靭帯の走行に沿って発生します。
特に多い所は、
膝の外側(大腿骨外側上顆周辺)に圧痛が生じます。
次になぜ腸脛靭帯炎になってしまうか覚えていますか?
主な原因は、オーバーユース(使い過ぎ)です!!
他には・・・
過剰なランニング時間と距離や
柔軟性不足、
硬い路面や下り坂でのランニング、
下肢アライメント(内反膝)の崩れなどが
挙げられます。
では、さっそく対処法について!!
①基本は足を休ませてあげること。(=安静)
つまり、ランニングを休止することです!!
②ストレッチ
腸脛靭帯炎は、腸脛靭帯につながっている筋肉が
硬くなることで、腸脛靭帯を引っ張り続けて
炎症が起きます。
つまり、おしりや足の外側の筋肉が硬くなっていることで
痛みが出ているんです。
なので、硬くなってしまった筋肉(臀筋大腿筋膜張筋など)
のストレッチをします。
これは、セルフケアをしっかりやって頂くことが大切になります。
当院では、
①はり治療・インディバ治療
炎症を起こしている部分の炎症を抑える目的として行います。
②筋緊張緩和
硬くなってしまったおしりや足の外側の筋肉の
筋緊張を緩めていきます。
③骨格調整
同じフォームで走り続けていることで、
体の歪みがでてしまいます。
歪みがあると、色々な治療をしていても
中々、痛みが取りきれません。
おしりや下肢だけのアプローチをするのではなく、
体全体を見させて頂き、骨格調整を行います。
腸脛靭帯炎に限らず、一度症状が出てしまうと
競技を続けての完治には時間がかかってしまいます。
痛みを感じたり、身体に違和感を感じた場合は
一度、休養を取ることが一番大切です!!
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